小夜倉庫

普段はTwitterにいますがTwitterは信じるな

『ユーリ!!! on ICE』と「愛の再定義」

※この記事を書いた段階では、筆者は6話までの視聴でした。

 

 

 

「(略)けど、ヴィクトルコーチが現れて、ぼくの見ていた世界が一変しました。ぼくの愛。それはわかりやすい愛や恋ではなくて、ヴィクトルとの絆や、家族や、地元に対する微妙な気持ち。ようやく、自分の周りにある愛のようなものに気づくことができました。はじめて自分から繋ぎ止めたいと思った人、それがヴィクトルです。その感情に名前はないけど、あえて愛と呼ぶことにしました」

 

勝生勇利 『ユーリ!!! on ICE』 第5滑走 より

 

『ユーリ!!! on ICE』は「『愛』の再定義」を試みるアニメなのだとわたしは思う。

 

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『文豪ストレイドッグス』初読時感想

2015/09/29 21:40
文豪ストレイドッグス』初読時感想


文豪ストレイドッグスを純粋に好きな人の閲覧を推奨しません。ですが、作品や作者に対して悪意を持ってこの記事を書いているわけでは決してありません。


既読:コミックス1~8巻 太宰治の入社試験 太宰治と黒の時代 探偵社設立秘話

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大人も子供も魔法つかいになれるという話

今年二月から、プリキュアシリーズ十二作目となる『魔法つかいプリキュア!』が放送されている。「魔法つかい」という大胆なタイトルが話題になっていたのは記憶に新しい。

作中には、リコたちが住む「魔法界」と、みらいたち(や我々)の住む「ナシマホウ界」、所謂人間界が存在する。異なる世界に暮らす彼女たちが手を繋いだとき、宝石が輝き奇跡が起こる――と、そういう話だ。
3話放送後、作中における魔法とはなんだろう、というような考察をチラホラ見掛けた。そのへんは詳しい人々におまかせするとして、わたしは「ナシマホウ界における魔法」つまり「我々の現実世界の魔法」について話したい。


この世に魔法や魔法つかいが実在するのかは置いといて、ここでするのは、「子供たちの魔法はどのようなものか」という話だ。

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マトリサイド未満のシャットがプリキュアに救われるということ

 

マトリサイド - Matricide
【名】
《殺人》母親殺し
発音mǽtrisàid、分節mat・ri・cide


この文章は、製作者の意図を探ることを目的としたものではありません。ともすれば偏見・色眼鏡とさえ呼べる、一個人の感想です。

 

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